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巨人・坂本は異色すぎる「3冠王」挑戦者 遊撃手の獲得は地球規模で空前 (1/2ページ)

 セ・リーグで打率、本塁打、打点の3冠王は1986年の阪神・バースが最後。33年ぶりの快挙へ向かう巨人・坂本勇人内野手(30)は、世界にも例がないほど異色すぎる挑戦者だ。

 打球方向を問わない柵越えはホームランアーティスト開眼の証だ。17日のヤクルト戦(神宮)でまず4回、右中間に27号ソロ。「完璧でした」と納得の大飛球で、本塁打王争いで並んでいたDeNA・ソトを引き離し単独トップに。続く6回は「つまり気味だったけど、強いスイングができたので入るかなあと思った」と、芯を外しても左翼席へ届く28号2ラン。圧巻の2打席連発で67打点まで伸ばし、ヤクルト・村上を抜いて打点でもトップに躍り出た。

 堂々の2冠王も連勝が5で止まり、「負けてしまったのでまた次、頑張ります」。2015年の主将就任以来、リーグ優勝がない責任を背負い込む坂本にとって個人成績は二の次。とはいえ、3冠王への挑戦は球団の枠を超え全野球ファンにとっての関心事だろう。

 4打数2安打で打率は・305に上昇。もっか打率・319で首位打者の中日・高橋はこの日、右手小指の靱帯断裂で出場登録を抹消された。長期離脱が濃厚となり、あと112足りない規定打席に届くかは不透明に。2位の広島・鈴木は打率・311で、坂本にとって十分に射程圏内だ。

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