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【今からでも間に合う!ラグビーW杯の基礎知識】フランカーはチームNo.1の走行距離誇る“遊軍” タックルも随一のリーチ・マイケル (1/2ページ)

 フランカーは軍事用語で側兵、側面部隊の意味を持つ。つまりスクラム第3列(バックロー)の側面にいて攻めたり守ったりするのが仕事だ。

 ラグビーは格闘技であると同時に、ランニングのスポーツでもある。

 球を持ったところに相手より早く、多くの人数が集まってくれば、有利になるのは明らかだろう。フランカーは試合の中で一番走行距離が長いといわれる。試合内容によって差は出るが、だいたい平均10キロは走っているという。

 フランカーはスクラムの側面にいるから、すぐに離れることができる。FWとバックスのつなぎ役として、それこそボールのそばに常にいるように走り回っていなければならない。

 フランカーのリーチ・マイケル(東芝)が目立つのも、ボールに絡んでいることが多いからだ。その動きを追うと、まずスクラムなどから味方にボールが出ると、すぐにバックスの後ろをフォロー。順調にパスが回ってウイングまで渡ると見たら、ウイングからのリターンパスを受けるようなコースを走る。途中でバックスがミスすればカバーに走るし、バックスがタックルされたらすぐ密集の核となって味方に再びボールが出るよう踏ん張る。

 一方、ディフェンスに回るとこれまたタックル、タックルだ。バックスが突破されればすぐカバーに行くし、スクラムサイドを相手FWが突いてきたときも、まずフランカーが飛び込むことが多い。2015年の前回W杯で、日本チームのタックル1位はリーチの51回。W杯の通算最多タックル数はニュージーランドのフランカー、リッチー・マコウの225回。3大会22試合で決めたものだ。

 リーチもリッチーもフランカーであると同時にキャプテンでもあり、責任感の強さが数字にも表れている。このようにフランカーは攻守になんでもやる“遊軍”なのだ。

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