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【西本忠成 トラとら虎】阪神、オフは「ポスト・メッセンジャー」に全力投球

 阪神はランディ・メッセンジャー投手(38)の突然の引退で、先発陣の補強を迫られる事態に。球団幹部も「今オフの重要課題の一つ」と認め、2ケタ勝利を計算できる新外国人の獲得に全力をあげる方針だ。

 目下5位に転落の阪神。チーム防御率3・58はリーグ1位(20日現在)だが、これは藤川、ジョンソン、ドリス、島本ら強力リリーフ陣によるもので、先発陣は西以外はシーズンを通して安定感を欠いた。

 来季、メッセに代わって西が投の軸になるが、後続スタッフはいかにも弱い。飛躍を期待できるのは青柳、高橋遥、才木、望月といったところだが、まだ足りない。これでは3勝8敗と大誤算のガルシアの残留説が高まるのもうなずける。

 「心配したらキリがないが、青柳、高橋遥らは研究されて壁に当たる危険性が多分にある。復活が遠い藤浪はもう賞味期限が切れつつある。売り物のリリーフ陣も、今季の登板過多の反動は否定できない。オフはドラフト、トレードも含めて投の補強に全てをかけるべきで、当たれば大きいのはやはり外国人。フロントの担当者の眼力にかかっている」と、先のOBは“ポスト・メッセ”獲りにハッパをかける。(スポーツライター・西本忠成)

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