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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・工藤監督、来季続投危機…頼みの綱はセ制覇した巨人!? (1/2ページ)

 至上命令だったV奪回が風前のともしびのソフトバンク・工藤公康監督(56)。“頼みの綱”は5年ぶりにセ・リーグ制覇した原巨人だ。

 昨季、クライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージでリーグ優勝の西武を倒し、2位からの“下克上日本一”を達成している工藤ソフトバンク。もはや今年も夢よ再びで、リーグ連覇の西武を破り、2年連続下克上日本シリーズ出場、3年連続日本一達成を目指すしかない。

 ところが、事あるごとに孫正義オーナーから「今年は2位からの日本一でなく、V奪回して3年連続日本一達成を!」と繰り返し厳命されてきた。絶体絶命の工藤監督にとって、原巨人の5年ぶりのセ・リーグ制覇は最後の頼みの綱だ。

 王貞治球団会長と巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の間に「今年こそ2000年以来19年ぶりのホークスとジャイアンツの日本シリーズを!」という固い約束があるからだ。ON監督対決以来の、球界関係者、鷹党、G党にとどまらず、全国の野球ファンにとって待望久しい背広のON再戦だ。

 リーグ優勝を果たした原巨人がCSも制覇し、日本シリーズ出場を果たせば、孫オーナーも特例として2年連続下克上日本一を認める可能性が膨らむ。昭和はV9巨人の時代、平成は通算最多の日本一7回を誇ったソフトバンクの時代。激しい球界盟主の座争いを演じてきた両球団だ。それだけに、新時代の令和元年で因縁の宿敵対決。ソフトバンクが制すれば、孫オーナーも来季工藤監督の続投を認めざるを得ないだろう。

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