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今度はテコンドーの“ドン”に批判集中! 有力選手が合宿ボイコット、協議会でも選手側から不満続出 「反社とつながり」報道も

 東京五輪を前に、日本ボクシング連盟の山根明前会長が昨年、助成金の不正流用などを糾弾され事実上“追放”されるなど、各競技団体のおかしな内情が次々と白日の下にさらされている。今度はテコンドーだ。

 全日本テコンドー協会が9月17日から行う予定だった日本代表候補の強化合宿は、コーチの指導方法に不満があるなどの理由で28人中26人が参加をボイコットし、急きょ中止となっていた。

 協会はこれをうけて、1日に都内でトップ選手や所属先の関係者に対し、東京五輪に向けた強化方針などを説明する協議会を開いたが、合宿に参加しなかった選手側から強化体制などへの不満が続出。ほとんどの選手が途中退席し、対立がより鮮明になった。

 集まったのは強化指定の江畑秀範選手(スチールエンジ)ら6人で、協会は金原昇会長や小池隆仁強化委員長らが出席。金原会長は「選手の生の声を聞いたので真摯に受け止める」と述べ、8日の理事会で対応を検討するとした。途中退席した江畑は「要望は全力で伝えてきたつもり。現状が続くのなら正直ついていくのは難しい」と失望感を示した。

 特にテコンドー界の“ドン”といわれる金原会長に対する風当たりが強く、一部では反社会的勢力とのつながりが報じられた。協会のアスリート委員長を務める高橋美穂理事は、協会のコンプライアンス委員会に調査を依頼し、9月30日に受理されたことを明言。事実が認定されれば、規定で注意から解任まで4段階の処分が科される。金原会長自身は、反社会的勢力とは「関係ございません」と否定したが、風雲急を告げている。

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