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180キロ出ていた? 金田正一氏「ケタ外れ」伝説 ノムさん「練習で最も走った人」、張本氏「世界一の大投手」 (1/2ページ)

 国鉄(現ヤクルト)、巨人のエースとして左腕から投げ下ろす剛速球と大きなカーブを武器に、400勝、4490奪三振など前人未到の記録を打ち立てた金田正一さんは、練習や食事、そして自信もケタ外れだった。6日に86歳で死去した金田さんに、各界から悼む声が寄せられた。 

 1950年に愛知・享栄商高(現享栄高)を中退して国鉄(現ヤクルト)に入団。65年に巨人へ移籍し、69年で現役引退。74年にはロッテ監督として日本一に輝いた。

 「通算400勝は不滅の記録。大記録を支えたのは食事と練習だろう」と話すのは、元楽天監督の野村克也氏(84)。「練習でもとにかく走った。プロ野球史上、最も走った人ではないか。私も大食いで有名だったが、金田さんにはかなわなかった」

 78年にロッテ監督だった金田氏の下でプレーした野村氏は、「自分に厳しかった分、選手にも厳しかったことをよく覚えている」と振り返る。

 金田さんの最盛期にスピードガンはなかったが、「ワシが現役のころは180キロは出ていた」と豪語していた。東映、巨人、ロッテで通算3085安打のプロ野球記録を持つ張本勲氏(79)は「世界一の大投手。いつかあの世で対戦して、あの真っすぐを打ちたい」と話す。

 金田さんは巨人の長嶋茂雄・終身名誉監督(83)をデビュー戦で4打席4三振に打ち取ったことで知られるが、張本氏も20歳の時に川崎球場でのオールスター戦で初対戦し、空振り三振に打ち取られていた。

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