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【江尻良文の快説・怪説】カネやん悼む 夕刊フジ記者が見たONも脱帽の猛練習、徹底した食管理 (2/2ページ)

 真夏にも腕が冷えるからと長袖しか着ない。ウイスキーは、水割りは飲まずホットウイスキー。栄養価の高い鍋料理が主食。言いたい放題、やりたい放題のカネやんという一般的なイメージと真逆な、金田氏のプロフェッショナルな姿にONは感銘を受けた。

 筆者も、1974年にロッテ監督として日本シリーズを制した頃の金田さんの姿に、その一端を垣間見た。遠征先の宿舎に着いた途端、「ダメだ。選手のためにもっと良い宿舎に替えろ!」とマネジャーを一喝。本当に替えさせた。

 もう一つ、やはり監督時代に、ブルペンで現役時代さながらの落差の大きいカーブを披露。名誉のために名を秘すが、当時の正捕手がその金田監督のカーブを捕球できなかったのだ。「何やってんだ!」と怒鳴りつけながらも、どこか満足げだった金田さん。ONも尊敬するレジェンドは、永遠に日本プロ野球界に名を残す。(江尻良文)

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