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平尾誠二氏の命日に因縁の南ア戦 “後継”万能センター・ラファエレが4強導く! 「スペース突く抜群の感覚」でトライ演出 ラグビーW杯 (1/2ページ)

 ラグビーW杯で、日本は13日に横浜・日産スタジアムでスコットランドを撃破。1次リーグA組を4戦全勝で1位通過し、悲願のベスト8入りを達成した。世界ランキングは過去最高の7位に浮上。かつて“ミスター・ラグビー”と呼ばれた平尾誠二氏(2016年死去、享年53)の命日である20日(午後7時15分開始=東京・味の素スタジアム)に、南アフリカ(同5位)と対戦する。快進撃を支える“陰のMVP”といわれるのが、平尾氏と同じポジションのセンターを担うラファエレ・ティモシー(28)=神戸製鋼=である。(スポーツジャーナリスト・柏英樹)

 日本では福岡堅樹(27)=パナソニック、松島幸太朗(26)=サントリー=の快速“フェラーリコンビ”が注目を集めているが、その強力な“補助エンジン”がラファエレ。こちらも“褐色のイケメン”として人気上昇中だ。

 スコットランド戦では日本が挙げた4トライのうち3トライに絡んだ。

 前半17分の松島の同点トライは、ラファエレから福岡への飛ばしパスが起点となり、福岡が倒れながら内側をフォローした松島にパスして生まれた。一人飛ばして福岡に回せばライン突破できるとの、一瞬の判断からのパスだった。

 圧巻は14-7とリードして迎えた同39分の福岡のトライ。「スコットランドの速いディフェンスには、ライン突破できない」と判断し、右足でグラバーキック(相手の背後をつくゴロキック)。ボールを追う福岡のスピードに合わせたように弾み、捕球した福岡が快足を飛ばしてインゴールへ飛び込んだ。

 そして後半開始早々、福岡のハーフライン付近からの独走トライも、ラファエレのタックルで倒れかかった相手から福岡がボールをもぎ取って走ったものだ。

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