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巨人“キューバ恨めし”全敗危機…ソフトバンクの助っ人トリオは大活躍! 自軍ルートことごとく失敗し閉鎖 (1/2ページ)

 巨人は日本シリーズで開幕3連敗。ソフトバンクに及ばない点は数あれど、痛恨なのは日本球界で初開通させた「キューバルート」の放棄だ。

 22日の第3戦(東京ドーム)は1回に亀井の先頭弾で先制。だが直後の2回先頭のグラシアルに同点ソロを浴び、先発高橋は「いい打者にああいう(甘い)ところに投げたら、1球で仕留められる」と悔しがった。続く3回も、2死二塁から4番デスパイネに適時打を許しKOとなった。

 4回には2番手戸郷が押し出し四球で勝ち越された後、デスパイネに高めのスライダーをとらえられ2打席連続の適時打で2点を追加された。強打の両助っ人と、8回に登板し2試合連続無失点に抑えた左腕モイネロは、3人ともキューバ政府公認の移籍組だ。

 2014年4月に政府公認で初来日したキューバ人選手、「至宝」ことセペダの移籍先は巨人だった。球界の盟主のメンツで第1号にこだわったが、現場は寝耳に水の補強に困惑。むげに扱えない上に往年の打力は見る影もなく、原第2次政権の終焉に一役買った。

 その後に続いた2選手もパッとしなかった上、帰国途中に亡命され巨人のメンツは丸つぶれ。16年を最後にキューバルートは閉鎖された。

 その16年オフ、ロッテで3年続けて活躍したデスパイネを引き抜いたのがソフトバンクだった。もしも巨人も手を挙げて争奪戦を制し、後続の優秀なキューバ勢も陣営に加えていれば、球界の勢力図は大きく変わったはずだ。

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