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【プロキャディーXのつぶやき】ギャラリーの“勘違い”トーク…思わず「違いますよ」とツッコミたくなる

 最近、日曜日にゴルフトーナメントが生放送されるようになってきた。それでも録画放送は多い。録画を生中継だと勘違いしている視聴者も多い。秋分の日が過ぎ、日没が早まっているから、中継画面が暗くなっていないことを考えれば気づくことですよね。

 トーナメント会場へ足を運んでくれるギャラリーの熱心さには、いつも感謝している。そして、顔には出さないけれど、耳にして笑ったり、驚いたりしているのが中高年の女性客の会話だ。

 かつて丸山茂樹が米ツアーに本格参戦した当初のこと。筋トレで体をしっかり絞って帰国した丸ちゃんの姿を見て、「あらっ、すっかり痩せちゃって。アメリカの食べ物が合わなかったのね」。 “違います。体が引き締まったんです。筋肉量のアップが見てわかりませんか”と俺は声を掛けそうになった。「ギャラリーの会話って、試合中よく聞こえるよね」ってプロたちも、よく口にする。

 先週のマイナビABC選手権では、久しぶりに「違いますよ」とギャラリーにお声がけしたくなったことがあった。スタート前のドライビングレンジ。選手が打席に入り、クラブを2本持って左右に振る。そしてサンドウェッジで軽くアプローチショットを打つ。

 「ほらな、プロだって打席に入ったらウオーミングアップはそこそこで、すぐにボールを打ち始めるだろ」と連れのギャラリーに話し掛ける。「ホントだ。ストレッチもしないんだな」と返答する会話が耳に届いた。

 “誤解しないでください。選手は朝起きたら、宿泊先ホテルの部屋でストレッチしてからコースに向かっているんですよ”

 選手は、クラブハウスではトレーナーのマッサージを受けたり、自分なりのウオーミングアップをしたりしてから練習場に来ている。

 スポーツ選手が体を温めたり、ほぐしたりせずにいきなり運動を始めるわけなどありませんよね。俺は紙面でギャラリーの勘違いを正すしかないのかな(苦笑)。

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