記事詳細

日本ラグビー協会「プロリーグ設立」煮詰めることできず… 容易ではないラグビー熱の“保温”

 ラグビーW杯日本大会の盛り上がりを今後につなげることはやはり容易ではないようだ。日本ラグビー協会は13日、東京都内で理事会を開き、プロリーグ設立を検討する準備委員会の設置を決めた。清宮克幸副会長(52)が委員長を務め、岩渕健輔専務理事(43)ら協会理事とトップリーグ関係者で構成する。委員会では参入条件などを議論し、プロリーグの法人設立を目指す。開幕は従来通り2021年秋を予定している。

 プロリーグは清宮副会長が7月に構想を発表。具体的な計画の発表を11月に行う予定だったが、そこまで煮詰めることができず、発表には至らなかった。

 同副会長は「本当は、プロリーグをつくりますと言うことができればすごくスピーディーだが、一つずつ段階を踏んで進めていく」と慎重な説明。岩渕専務理事は「日本のラグビーの未来は今のままでは先細りになってしまう。理事全員が危機感を抱いている。創設する方向に向け(委員会で)最終的に深めるということ」と話した。

 今月閉幕したW杯では、日本が史上初のベスト8を達成し、観客動員、テレビ視聴率も好成績で大きな盛り上がりを見せた。ただ、熱しやすく冷めやすいといわれる日本で、今後の国内ラグビーの発展につなげていけるかどうかは以前から疑問視する声が強かった。