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【江尻良文の快説・怪説】順風満帆の稲葉ジャパンに落とし穴!? “重圧”経験せず東京五輪へ… (2/2ページ)

 「アテネとの時差で、日本でファンが一番テレビを見やすい時間帯に試合をやるには、トップ通過しかないんだ」という、ファンファーストの理由があった。有言実行。見事にアジア予選トップ通過を果たした。

 ところがその後、長嶋氏は重大な告白をした。「オレは生まれて初めてプレッシャーを感じたよ。日の丸を背負う重圧には、計り知れないものがあった」

 現役時代はプラス思考の権化。「ここ一番で打席が回ってくると、『ごっつあんです』と舌なめずりしたもんだよ。『プレッシャーを感じる』と言う打者の気持ちがわからない」と言い切っていた長嶋氏が初めて重圧を実感し、その後脳梗塞で倒れアテネ五輪本戦には出場できなかった。

 そんな、五輪予選の計り知れないプレッシャーを経験することなく本番に臨む侍ジャパンに、不安を感じるのは当然だろう。(江尻良文)

 

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