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【勝者のワザ】スクエアなインパクトでストレートにボールを飛ばす 三井住友VISA太平洋マスターズ優勝・金谷拓実 (1/2ページ)

 劇的なイーグル奪取でアマチュア優勝を決めた金谷拓実(21)。最大の勝因はパッティングだったが、そのパッティングを武器として活用させるためのショット力の高さも見逃せない。

 「ショットとパットが、うまくかみ合ってくれた」というのは、勝者がよく口にするせりふだ。攻略ルートを築き、チャンスを作り出していくのはショット。それを結果につなげるのがパッティング。アマチュア世界ランキング1位の金谷の優勝シーンには、彼の持ち味がみごとに集約されていた。

 金谷が手にするクラブからは、ターゲットを正確にとらえていくストレートボールが打ち出される。それは、フェースがスクエアに保たれている時間の長さからもたらされる。

 スクエアなインパクトというのは、ロングパットを打つときのパターヘッドの動き、フェース向きをイメージしてもらえばいいだろう。フェースの開閉が抑えられ、ボールを正確にラインに乗せていく。金谷のスイングには、インパクトゾーンで、このロングパット時と同じヘッド、フェースの動きが見られる。

 練習場で、ドライバーを振り回し、とにかく強くヒットする。それも悪くはないが、骨休めぐらいのつもりで、ドライバーで超ロングパットに挑戦してみよう。マットの上のボールをドライバーで転がしてみるのだ。どこまで転がせるか。遊び感覚でいい。

 これは、「テークバックで顔の向きを変えない」とか「小指、薬指、中指をしっかり握って緩めない」「腕、肩でできる三角形(パッティングの場合は五角形か)を崩さない」といった、スイングの根幹部分を再認識させてくれる効果もある。

 マットの上のボールを転がしていく超ロングパットの次は、ティーアップしたボールを、その感覚で打ってみよう。低いライナーでまっすぐに飛ばす。ここでは、飛距離のことは考えず、とにかく低いライナーのストレートボールを打てるようになるのが大切で、間違ってもリストを返すとか、フェースローテーションなどの動きをいれてはいけない。

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