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議論白熱! アストロズ“サイン盗み”疑惑で一番得したのは誰? (1/2ページ)

 アストロズが2017年のワールドシリーズで、電子機器などを使い違法なサイン盗みをした疑惑。メジャーのデータ分析の専門家たちが意欲を激しくかき立てられ、「サイン盗みでアストロズはどれほどの得をしたのか」という分析、計算が連日、スポーツメディアを賑わせている。

 「本拠地のセンター後方から捕手にカメラを向けて、サインをダグアウトの関係者へ電子機器を使ってリレー。ごみ箱を叩いて球種を知らせた」

 当時アストロズの投手だったマイク・ファイヤーズ(現アスレチックス)が告発。チームのフロント幹部が先乗りスカウトたちに「サイン盗みの方法を探れ」とEメールで命じ、現レッドソックス監督のアレックス・コーラ(当時ベンチコーチ)と、メッツ監督に就任したカルロス・ベルトラン(当時DH)が首謀したとみられている。

 ただ、ザ・リンガーのベン・リンドバーグ氏は「サイン盗みの証拠は山ほどあるが、それが選手有利に働いたという証拠は極めて少ない」と分析。「メジャーの打者は長い時間をかけて技を磨いてきた。打つ直前に『どんな球が来るか』教えられても、本来の頭脳をフル回転させる作業を妨げるだけで、かえって悪い結果を生む」とした。

 一方、ベースボール・プロスぺクタスのボブ・アーサー氏は「サイン盗みはチームのプレート・ディシプリン(選球眼)を改善した。特に外角のボールに対する反応が飛躍的に向上し、アストロズは才能にあふれた打線からメジャー史上最高の打線になった」と指摘。さらに「テレビの録画を検証した結果、ごみ箱を叩く音が聞こえるようになったのは、17年の5月19日以降だ」とし、サイン盗みがワールドシリーズまで半年近く続いていたことをスッパ抜いた。

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