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“死に体”中国カンフーサッカー相手に…森保ジャパン、先行き不安な終了間際の失点 18日“ガチンコ日韓戦”

 東アジアナンバー1を決めるE-1選手権(韓国・釜山)で10日、日本(世界ランク28位)は中国(同75位)との初戦に2-1で勝利。“死に体”相手に面目を保った。

 Jリーグ全日程が終了して「中2日」の強行軍、日本への風当たりが強い国でのアウェー戦、さらに国内組オンリーの選手編成。三重苦に負けることなく結果を出し、森保一監督(51)は「練習時間もほとんどない中、よくやってくれた」と選手をたたえた。

 相手の中国はW杯2次予選で敗退確実。現地報道によると、イタリアを率いてW杯優勝経験もある名将で、3年契約4億元(約60億円)というとんでもない契約で招聘されたリッピ監督(71)が先月、「私の給料はとても高額だ。その責任をすべて負う」と唐突に辞任を発表。“死に体”のチーム編成で今大会にやってきた。

 それでも、今回の日本代表が国内組ばかりで、初招集が11人もいるのを根拠に、「今大会の日本は3軍だ。中2日でやれるはずがない」と強気な挑発記事もあったのだが…。いざ試合では、攻守とも明らかに日本の方が格上。中国は「カンフーサッカー」と揶揄されるラフプレーで、猛攻を防ぐのがやっとだった。

 高速クロスにニアサイドへ飛び込み、FW鈴木武蔵(25)=札幌=がワンタッチで流し込んだ前半29分の先制点。MF井手口(G大阪)のスピーディーなCKを、DF三浦(同)が完璧に頭で合わせた後半25分の追加点。ともに中国にはない組織の力で崩し、そろって代表初ゴールをマークした。

 ただ、後半終了間際の失点はいただけない。今年の6月以来の3バックで、マークの最後のツメに甘さが出た。今大会のメインイベントは完全アウェーの韓国戦(18日、午後7時半)。国内組同士の“ガチンコ日韓戦”であったなら、間違いなく墓穴を掘るワンプレーだ。締めてかかりたい。

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