【山本幸路 ドーパミンゴルフ】スイングの基本 ボールが上がって適正な番手距離が出ない人は? (2/2ページ) 山本幸路 ドーパミンゴルフ
ここでキャスティングとリリースの違いについて説明しておきましょう。
「リリース」というのは、肘の角度を解くことをいい、「キャスティング」というのは手首の角度を解くことをいいます。
クラブヘッドをボールにコンタクトする入射角が鋭角だと、余分なスピンを生み、エネルギーを分散してしまいます。リリースして、シャローに入れなさいという表現をよく使いますが、その時にキャスティングを行ってはいけません。
ハーフウェイダウンまで肘を伸ばしたリリースを行い、手首のコックは解かずに体のターンでインパクト、フィニッシュへとスイングしていくのです。アイアンでも腰を回転させて、レートヒッティングでハンドファーストにインパクトする練習を行えば、ショートアイアンの飛距離が蘇ってくるでしょう。(モデル・野田すみれプロ)
■山本幸路(やまもと・こうじ) 1974年北海道生まれ。2000年にツアーデビューし、07年に関西オープンで優勝。レッスンプロとして東京都・恵比寿の「GOLF PLUS」に在籍。CS番組「ゴルフ革命」(日テレG+)に出演しているほか、雑誌でも活躍中。
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