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相撲協会の非常識! 貴源治がインフル申告も冬巡業出場強制、力士約30人と協会員に感染拡大 スポニチ報じる

 大相撲の十両・貴源治(22)=千賀ノ浦=が、インフルエンザに感染しているにもかかわらず冬巡業で相撲を取っていたことが23日までに分かった。スポーツニッポンが報じた。体力自慢の力士とはいえ、インフルエンザ患者が、裸で他人と接触するのはかなり危険なことと思われるが…。

 同紙によると、貴源治は11日に佐賀市で行われた巡業中に、体調不良を訴えて病院で診察を受けた。「インフルエンザA型」「少なくとも5日間または解熱後2日間は自宅安静を要する」と診断を受け、日本相撲協会の関係者に病名を報告。それでも、取組を指示されたという。

 巡業部の関係者も、当然、貴源治がインフルエンザとの診断を受けたことを知っていたとみられるが、それでも貴源治は土俵に上がっていた。

 福岡県などで1日から始まった冬巡業では、力士に感染者が続出。約30人の力士ら協会員が体調不良などを理由に休場した。インフルエンザで少なくとも関取衆8人以上、また巡業副部長の花籠親方(元関脇・太寿山)も途中離脱した。抗インフルエンザウイルス薬が、全参加者に配布されるなどの措置がとられたほどだ。

 ■子供やお年寄りを危険にさらし

 観客が土俵に詰めかける相撲の巡業で、インフルエンザに感染したまま取り組みを行うことは、感染拡大を招く恐れもある。力士は会場に詰めかけたファンにサービスをする場面もあることから、観客へ感染する危険もある。

 体力のある力士でもインフルエンザはつらいはず。まして、会場を訪れる相撲ファンには子供やお年寄りも多い。巡業を維持してファンの期待に応えることも大事だが、インフルエンザは重症化すれば命にかかわることもある。感染防止対策も万全を期さなければならない。

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