記事詳細

浦和の新助っ人は“野人・岡野”の秘蔵っ子! J2得点王・レオナルド、2年前にブラジルで“発掘”

 サッカーJ1浦和は25日、今季J2得点王のFWレオナルド(22)をJ2新潟から完全移籍で獲得。2年前にブラジルで逸材を発掘した元日本代表FWの岡野雅行氏(47)は、古巣浦和での活躍に太鼓判を押す。

 「エコノミーで行きましたよ。30時間ぐらいかかりましたかね」。今やJ3鳥取の行動派GMとして鳴らす“野人・岡野”。2017年オフには助っ人を探しに、地球の裏側まで飛んだ。

 「日本のJクラブのGMが、わざわざブラジルまで選手をスカウトに来たのは、君が初めてだ」と望外の大歓迎をしてくれたのが、ブラジルの名門サントス。そこで目にとまったのが、当時20歳のレオナルドだった。

 「『うちは3部リーグで給料もそんなに払えない』と話したら、『それでも平和な日本でサッカーがしたい』と言ってくれました」。18年に完全移籍で鳥取に加入。その実力は岡野GMの眼力通りで、豊かなスピードとペナルティーエリアでも絶対に慌てない右足のシュート精度で、24ゴールを挙げ得点王に輝いた。

 J2昇格こそならなかったが、クラブ史上最高3位の原動力に。岡野GMは「彼を軸に編成すれば、J2昇格も夢ではないと思った」と振り返るが、今季は新潟に完全移籍。28ゴールでJ2でも得点王を獲得した。

 このオフは、ブラジル人の次期監督が内定している鹿島など、J1の強豪が争奪戦を展開。新天地に決まった浦和では、Jリーグ全カテゴリーでの得点王という偉業にも期待がかかる。

 岡野GMは「彼ならできる。とにかくまじめ。ビッグになりたいという熱い気持ちを常に持っている」と太鼓判。レッズ黄金時代のOBの1人としても、「Jリーグのために、浦和にはやはり強くなってもらわないといけない。僕だけでなく、(小野)伸二や闘莉王ら、あの頃戦った連中はみんなそう思ってますから」と古巣にエールを送っている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

関連ニュース