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東京五輪中継「勢力図」に異変! 一番人気は陸上男子リレー “花形”マラソンは長期低迷と札幌開催で人気急落? (2/3ページ)

 代わって躍り出たのが男子4×100メートルリレーだ。前回リオ大会の銀メダルにも貢献したサニブラウンを中心に、表彰台の真ん中を十分に狙える布陣が編成される予定。

 放送時間帯にも恵まれた。「決勝が8月7日の夜、午後8時から10時55分に行われることが大きい。日本勢が決勝まで進めないリスクもありますが…。どの局も中継したい種目です」(同)

 また、北島康介氏の金メダルラッシュに沸くなど、これまで「日本のお家芸」に数えられてきた競泳も人気競技の座から陥落。金メダル候補だった美女スイマー、池江璃花子(19)が白血病で出場を断念するなど、下馬評の低さから敬遠された格好だ。「やはり日本勢が勝てる、メダルが確実に取れるであろう競技に人気が集まります」(同)。卓球やバドミントンは、前例がないほど人気が高騰している。

 【NHKの“主張”】

 東京五輪の放映種目の決定プロセスは、例年より大幅に遅れている。その理由は「NHKが地上波、BS波に加えてネットでも生中継したいと強硬に主張したから」(別の民放関係者)。複数の関係者によれば、NHKは民放が生中継している映像を「そのままネットでも使いたい」と要求したが、民放各局はもちろん強く抵抗。いまだ綱引きが続いているという。

 1976年モントリオール大会では、放映権料の90%近くをNHKが払ってきたが、2006年冬季トリノ大会以降は民放各局の負担率も30%まで増えた。両者のあつれきといえば、もはや定番といえるのがアナウンサーの“乗り合い事故”だ。

 五輪期間中は他局の電波に乗せて実況することもあるが、「これまでの大会では何らかのトラブルが必ず起きています。NHKのアナが慣れないCMの入れ方でミスしたり」(前出関係者)。その一因は「五輪やW杯などでは民放の場合、ディレクターが適性を見てアナウンサーの派遣や抜擢を決めます。でもNHKではそうはいかない。アナウンサーの方が主張が強いからです」(同)。

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