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森保監督の逆襲が始まった! 久保、堂安「五輪招集」へ直談判も

 サッカー日本代表・森保一監督(51)が1勝もできずに終わったU-23(23歳以下)アジア選手権(タイ)から帰国した。

 代表監督の惨敗帰国というと、かつてはピリピリしたものがあったが、この日は森保監督が到着ロビーに姿をみせると、いきなりファンからサインをせがまれる場面も。過去に例のない光景だ。

 しかし負けは負け。森保監督もあふれる解任報道を目にしているそうで「当然じゃないですか。あたりまえのことです。クラブ(広島)時代もありましたから。僕らは結果がすべてですから」と淡々とコメントした。

 逆襲のスタンバイも始まった。国際大会終了後には、帰国してからスタッフミーティングを行うが、今大会は「まず選手全員を帰国させることを優先した」(日本協会関係者)。森保監督らスタッフはタイで1泊し「そこでたっぷりミーティングを行ってきた」と対策を練った。

 今年のJ1リーグは、東京五輪があるために1カ月前倒しされ、来月22日に開幕。各クラブは春季キャンプをスタートしているが、「国内は行きません。報告を受ける形でそれはコーチ陣に任せます。私は2月に海外の方へ2週間ほど行く予定です」と明かす。それは久保建英(18)=マジョルカ、堂安律(21)=PSV=ら五輪代表の主力組と、今後の招集スケジュールなどを入念に打ち合わせるミッションだ。

 国際マッチデーではない日程もあるために欧州クラブの幹部に対しては「日本開催の五輪に協力してほしい」と代表監督自ら、直談判に出向く。「クラブにとって大切な選手を貸し出してもらうんですから」と他国では例のない、三顧の礼でのお願いだ。

 「海外選手の招集に関しては技術委員会のマター」(協会幹部)だが、今大会に惨敗した大きな要因は、森保監督がリクエストした勝てるメンバーを招集することができなかったことが大きい。これからは自分で動くことも森保流に加える。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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