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【神谷光男 スポーツ随想】崩れていく相撲界の「伝統」 横綱白鵬が正月に外国旅行とは (1/2ページ)

 大相撲初場所で白鵬が4日目から、鶴竜が5日目から相次いで休場。八角理事長(元横綱北勝海)は「お客さんに申し訳ない。両横綱ともまげを振り乱して稽古して勝つ、という気持ちが大事なのに…」と嘆いた。

 鶴竜の診断書は「左足関節炎」。場所前の風邪で体重が5キロも減り、「軽い。これじゃ力が伝わらない」と自ら語ったように、不振の原因はわからなくもなかった。

 問題は白鵬だ。直前の横綱審議委員会稽古総見では、先場所唯一負けた大栄翔を指名。エルボーぎみのかち上げや、強烈な張り手を見舞うなどして12番全部勝ち、「フシギと体が動いている。冬巡業でも体を動かしてきたし…」と好調ぶりをアピールしていた。

 初日にその大栄翔を料理したが、2日目遠藤、3日目妙義龍に連敗すると、右足の炎症などを理由にトットと休場してしまった。特に2日目、遠藤に強引な上手投げを切り返され背中から落ちた負け方は、相当プライドを傷つけられたらしい。

 年末年始。白鵬は家族とオーストラリアで過ごした。「1年に1回なので毎年、行ったことがないところに行くのが楽しみ」とか。新年は花火とともに迎え、現地の友人たちとバーベキューやゴルフを楽しんだという。

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