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マラソン・大迫傑、五輪へ無我の境地!? 戦い方は「考えが浮かばないし、考えていない」 (1/2ページ)

 五輪に向けては秘策も奇策もなし--。東京マラソン(1日)で男子の日本新記録となる2時間5分29秒をマークし、東京五輪代表入りを有力とした大迫傑(28)=ナイキ=が2日、一夜明け会見を行った。

 開幕まで150日を切っている五輪での戦い方に「考えが浮かばないし、考えていない」と、けんもほろろ。確かに最終選考会となるびわ湖毎日(8日)で、大迫の日本記録を塗り替える選手が出れば、そこでジ・エンド。しかし大会記録は2時間6分13秒(12年大会・ウィルソン・キプサング=ケニア)で、日本人は過去8分台が最高とあって「大迫で決まり」がほぼ一致した見方だ。

 それでも大迫は、東京五輪まで強化方針も、どこで練習を積むかも「まだ決めていない」と明かさず。通常は米国を拠点に練習しているが、新型コロナウイルスの問題で入国の際などストレスがかかる可能性もある。

 今後は数週間休養。米国人のピート・ジュリアンコーチは「ケニアは彼にとってワンダフルだった。(8月9日の五輪前に活用する)可能性はある」とアフリカで調整することを示唆した。

 現在の男子マラソン世界記録は2時間1分39秒(18年ベルリンマラソン)で、東京五輪ケニア代表のエリウド・キプチョゲ(35)が樹立した。大迫の日本記録とは3分50秒も開きがある。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)は五輪では「勝てない」と冷静に分析。ところが「皆さんが思うような差ではない」と豪語し、自信を見せている。

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