記事詳細

【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】ウエスカFW・岡崎慎司 利き足は“頭”と言い切るヘディングの極意!

 新型コロナウイルスの影響を受けているのは、何もJリーグだけではありません。欧州リーグではイタリアが無観客という対策をとりました。

 海外組の日本人選手の面々には、ぜひとも頑張ってもらいたいもの。元日本代表FW岡崎慎司(33)が魅せてくれました。今季はスペインリーグ2部ウエスカ所属。2月29日のエストレマドゥーラ戦で、今季初の1試合2得点を得意のヘディングで決めました。

 「利き足は頭です」という彼の名言もありますよね。ヘディングゴールには大まかに2つのパターンがあります。首を思い切り振るのは、ボールに勢いやスピードをつけたいとき。合わせるだけの場合は決め打ちで、どこにゴールを決めるかが成功への分かれ道です。

 この試合で前半29分の1点目は技ありでした。左サイドから送り込まれたクロスに、あえてファーサイドに流れながら、狙い通りのコースにしっかり頭で合わせてゴールをゲット。そのままストレートに撃ち込まれると思った相手GKは、完全に裏をかかれていましたね。最後の最後までGKの動きを見ながら、実に冷静にヘディングを決めたあたり、岡崎の方が役者が上でした。

 そして後半19分は豪快なダイビングヘッド。とっさに反応してジャンプする跳躍力の高さは、好調の証しでもあります。

 岡崎はこの節のベストイレブンに選出。スペイン2部だけではなく、どの強豪リーグでも絶賛されていい2発でした。これで3試合連続で先発し7ゴール目。この好調を維持して、日本に明るいニュースをどんどん提供してもらいたいですね。(元J1横浜監督・水沼貴史)

関連ニュース