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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】マジョルカ・MF久保建英 チームメートから“信頼”得られたワケ 「左」がダメでも「右」だって“えげつない” (1/2ページ)

 欧州サッカーも新型コロナウイルス問題で揺れています。猛威をふるっているイタリアでは選手への感染が起こり、4月3日まではサッカーを含むすべてのスポーツイベントが中止だそうです。

 そんな中、日本代表の海外組で頑張っている一人がMF久保建英(18)=マジョルカ=です。3試合連続で先発出場したリーガ・エスパニョーラの第27節(7日、対エイバル)では利き足ではない右足でゴールを決めました。

 スーパースター選手ならまだしも、ただサッカーがうまいだけでは欧州トップリーグでは起用してもらえません。彼はそれが痛いほどわかったはずです。先発が続いたのはチームメートからの『信頼』を得られたから。これはかなり大きい。ではなぜ信頼を得られたのか。

 マジョルカ入団当初の久保は、とにもかくにも利き足である『左足』で勝負も、肝心なところで抑えられてしまった。

 相手からすれば「日本から来た18歳の選手は“左足”がえげつない」とインプットして対戦するわけですから当然、久保には左足狙いで削りにきます。久保の基本ポジションは右サイド。このポジションの選手は左足を止められたら、もうそれで終わってしまう選手も数多いものです。

 しかし久保は違いました。右足でもシュートが決められる、それを今見せつけています。この試合も後半33分、ペナルティーエリア手前でパスを受けた久保は、即座に相手守備陣に囲まれるも、細かいテンポでシュートコースを生み出し、あえて右足で一閃。相手GKの逆を突くグラウンダーのシュートを、ゴール左隅に流し込みました。

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