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野村克也さん四十九日 江本孟紀氏語る「俺がもしも阪神のヘッドコーチでもやっていれば…あんな恥はかかせていない」 (2/3ページ)

 --今でも功績を振り返る番組が多い

 「あんなに特番があると思わなかった。ノムさんは人に好かれたね。憎まれジジイにならずに、いい歳の取り方をした。歳のわりに世間をよく読んでいた。“これをやったらウケる”というのがわかっていた。その辺は、さすが捕手だよ。投手の悪い球でもよく見せたりして、打者を騙すようなポジションだからね」

 --昔は怖かったが、楽天では面白いおじいさんになっていた

 「これだけ大勢の人がいろいろな角度から注目して、あの歳になっても第一線で活躍した。いつの間にか亡くなっているプロ野球OBも多いけど、亡くなる直前までテレビに出ていたんだから、そんな人はいないよ。車椅子に乗っていても、生涯一線捕手だった」

 --ノムさんは歴史上の人物になってしまった

 「よくいろんな言葉を言っていたけど、あれはほとんど人の言葉。あの人の(オリジナルの)言葉を探して、まとめれば後世に語り継がれるよ」

 ■オファーされたことは?

 --ところで、野村監督からコーチをオファーされたことはないのか

 「俺に限らず、ノムさんに頼まれた人はいないと思う。サッチー(沙知代夫人)に裏金渡せばできたかもしれないけど(笑)。そんな気はサラサラなかった。球団が親しい人を呼んだことはあっても、自分から呼ぶタイプではなかった」

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