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大リーグ機構、年俸問題で選手側に譲歩案

 米大リーグ機構(MLB)は、7月上旬開幕などを含む今季の開催案で協議中の選手会に対し、26日(日本時間27日)に年俸の扱いで譲歩案を提示すると、NBCスポーツ(電子版)が報じた。

 シーズンの大幅縮小、無観客開催などコロナ禍による大幅減収を受け、当初案では球団と選手がリーグ全体の収入を折半するとしていたが、配分を見直す。選手会もオーナー側の負担を考慮し、年俸の一定額の支払いは数年後への先送りを提案することが見込まれるという。年俸は交渉の最大の争点だけに、「進展の兆しが見えている」と指摘した。

 これについてカブスのエース、ジョン・レスター投手(36)は「選手にとって最大の関心は、果たして安全にプレーができるかの一点だ。MLBは67ページに及ぶ安全対策を選手会に提示したが、莫大な量のためチェックに時間がかかっている。オーナーと選手会がいがみ合っているという報道は正確ではない。むしろ、双方とも一生懸命話し合っており、これがクリアされれば、給与の問題は妥協点を探れるだろう」と述べた。

 開幕に向けた合意のタイムリミットは、6月1日前後とみられる。