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大リーグ、82試合に短縮で…80年ぶり「4割打者」誕生の予感?

 7月4日前後の開幕に期待が膨らむメジャーリーグ。もし、82試合に短縮された場合、「非常に可能性が高いのは4割打者の誕生だ」とスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者が書いた。

 1941年にテッド・ウイリアムズ(レッドソックス)が打率・406を記録して79年。今や永遠に不滅ともいわれるが、これが162試合の半分ならどうなるかという議論だ。

 ロイヤルズ一筋だったジョージ・ブレット内野手は1980年8月末まで4割を超えていたが、右腕を痛めて失速。・390で終わった。

 1994年にはパドレスのトニー・グウィン外野手が8月まで・394。もし長期ストでシーズンが打ち切られなければ、4割を超えていたかもしれないと語り草だ。

 ロッキーズのトッド・ヘルトン内野手は2000年8月下旬、規定打席を満たして一瞬だけ4割超え。ブレーブスのチッパー・ジョーンズ内野手は08年6月7日時点で打率・420を記録した。

 マリナーズのイチロー外野手は年間最多安打新記録の262本を放った2004年に、4割打者の期待を持たせた(最終記録は・372)。

 スターク記者は「162試合をすべて消化してなお、4割を維持することがいかに困難かがわかる」としたうえで、「ウイリアムズでさえ、最初の82試合を消化した段階での打率は“わずか・395”だった」と付記した。82試合で達成した選手を正統な「4割打者」と認めるべきか、それとも星印をつけて参考記録とすべきかは議論の分かれるところだが、短縮シーズンの楽しみのひとつにはなる。

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