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“一匹狼”レッズのバウアー、大物代理人ボラス氏に噛みつく「選手会の問題に首を突っ込むな」

 一匹オオカミとして知られるレッズのトレバー・バウアー投手(29)が28日、大物代理人スコット・ボラス氏(67)に「組合の話に首を突っ込むな」とツイッターで怒りを爆発させた。7月上旬のメジャー開幕に向けて交渉が難航する中、思いもよらぬ場外乱闘勃発だ。

 「ある代理人が選手会の問題に干渉しているとの噂をよく聞く。まだ噂の段階だが、それが本当なら、ひとつだけ言いたい。スコット・ボラスよ、自分のクライアントは好きに扱えばいいが、自分の個人的な利益追求のために、組合に首を突っ込む真似はやめろ」

 バウアーがボラス氏のどの行動を批判したのかは定かでないが、MLB機構は高年俸の選手ほど削減幅の大きいスライド方式の減俸策を選手会に提出したばかり。バウアーもボラス氏もMLBの一連の提案に反対の立場をとってきただけに、CBSスポーツは「2人は同じ陣営だったはず。何があったのか」と驚きを持って受け止めた。

 この冬、大物メジャーリーガーの契約をまとめて10億ドル(約1070億円)を稼いだとされるボラス氏。クライアントには昨オフに9年総額3億2400万ドル(約349億4000万円)でヤンキース入りしたゲリット・コール、ナショナルズのマックス・シャーザー両投手らがいる。当然、その発言はメディアの注目の的だが、「自分のクライアントの利益を最優先しての発言が目立つ」との批判も多かった。

 ニューヨーク・ポスト紙は「バウアーは仮にこの発言で孤立したとしても、意に介さない様子だ。ただ、こうした意見を持っているのは彼だけではない。業界の関係者は『誰かが言うべきだったこと。それが選手でよかった』と話している」と解説した。

 もちろん、この程度のことでボラス氏の放言や介入が止まるとは考えにくいが、場外乱闘の行方が気になる。

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