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プロ野球、無観客でどうなる!? シーズンシート、ファンクラブ特典… (1/2ページ)

 コロナ禍の収束でプロ野球開幕は6月19日に決まったが、これから各球団スタッフは悩ましい問題に直面する。リモートワークから職場に復帰した途端、返金や補償を求めて鳴り止まない電話と格闘することになる。

 まずは今季の年間指定席を購入しているファンへの対応だ。ある在京セ・リーグ球団では今週、購入者に対して無観客試合分を返金する旨のメールを送付したという。

 この球団で2席(60万円分)を保有するファン歴45年の男性は「来年に権利が持ち越されると思っていたら、予想外の内容で驚いた」と明かす。「すでに全額払い戻しで対応した球団があると聞いていたが、メールには『最終的な返金はシーズン終了後』と記されていた。経営不安の報道もあるなかで、金額も大きいし、本当に返金されるのか」と不安を隠せない。

 さらに膨大な数に上るファンへの対応が求められるのが、ファンクラブの特典に関わる問題だ。昨季2年ぶりに主催試合で300万人を動員した阪神では、現在の会員数が約17万5000人に達するという。

 近年は特典を多くつける分、年会費を高額に設定するコースも用意して増収を図っている。球団関係者は「うちは規約に返金しないという一文を入れています。おそらく他球団も同様かと思いますが、コロナ禍のせいだからといって、ファンに杓子定規の対応をしていいのかという話は必ず出る」と悩ましげだ。

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