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Jに「コロナ陽性」続出危機 “金崎ショック”明日は我が身 選手に甘いクラブ、行動管理に限界も (1/2ページ)

 Jリーグは試合再開に向けPCR検査を20日から本格実施するが、これでコロナ陽性者の続出危機に見舞われることになる。

 12月まで2週間に1度計14回の検査を行い1回の検査数は最大3680件の見込み。Jリーグ・村井満チェアマンは5日の会見で「各クラブに60人の枠を設けました。再開するリーグ戦の出場可否判断にするのでこの検査は義務になる」と説明した。

 J1名古屋は2日、FW金崎夢生(31)の新型コロナウイルス陽性を発表。金崎は緊急事態宣言が出されていた5月14、15日に神奈川県の親戚宅を、自家用車で訪問したことが明らかになった。自粛期間中の“不要不急”の移動は常識で考えてNGのはず。にもかかわらず選手を管理監督するクラブ側が金崎に「OK」を出していた。

 Jリーグでは「新型コロナウイルスで陽性者が出た場合、報告は義務づけている」(村井チェアマン)が、選手の行動履歴などはクラブ任せ。陽性者になった場合、名前の公表も本人やクラブの意向次第だ。

 自粛期間中に他府県に移動したことにリーグからの処分はないが、この“金崎ショック”は今後どのクラブでも起きる問題といえる。

 Jリーグには選手に対して甘いクラブが多い。また日本代表経験のある選手は、代理人がついている場合も多く「リーグ側にクラブで選手を管理しろ、といわれても限界がある」(Jクラブ関係者)という本音も漏れた。

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