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Jリーグ、VAR“お蔵入り”で誤審ラッシュ再び!? (1/2ページ)

 新型コロナウイルスからの再開を目指すサッカーJリーグに落とし穴だ。誤審続きのJ1で今季から前倒しで導入したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR=ビデオ判定)を、7月4日の再開後は見送ることになった。

 Jリーグ・村井満チェアマン(60)は9日の実行委員会で「議題にはなっていない」としたが、15日の定例理事会で決まる流れになっている。

 VARの導入を見送った理由は2つ。(1)VAR担当の審判団が設備を搭載したトラックの中に入り“密状態”になる(2)過密日程による審判団の人員不足だ。

 しかし、そうなるとJ1で誤審ラッシュ再びだ。1993年のJリーグスタート当初はアジアNO・1のクオリティーがあった日本の審判団だが、今やVARに頼らざるを得ないレベルになった。主審の目よりもビデオの目。背に腹はかえられない状況だ。

 誤審問題はここ数年ヒートアップする一方。特に昨季はひどかった。J1浦和-湘南(5月17日・埼スタ)で前半30分過ぎ、湘南のシュートが右ポストに当たり、左サイドネットを揺らした。確実にゴールラインを割っていたが、直後にボールは跳ね返り、浦和GKの手に収まった。

 プロ契約の山本雄大主審は湘南側の猛抗議を押し切った形で「ノーゴールだ」と判定。湘南はこのあと3点を奪って3-2で逆転勝ちしたが、この判定は大きく取り上げられ“Jリーグ=誤審”というイメージが世間的にもついてしまった。

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