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Jリーグ、無観客再開へ各クラブは試行錯誤 サポーターが“分身”で応援、観光業支援も (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの影響で中断していたサッカーのJリーグは7月4日にJ1が再開し、6月27日にはJ2が再開、J3も開幕する。当初は無観客での開催となるが、ファンやサポーターの「分身」を観客席に置いて、選手を後押ししようという取り組みが広がっている。顔写真を貼った段ボール製パネルや、ぬいぐるみ…。各クラブが工夫を凝らす。

 「選手たちを鼓舞する存在になってくれたら」と語るのは、いち早く応援企画を発表したJ2新潟の担当者。スポンサーのロゴ入りユニホームを印刷した段ボールに、サポーターの顔写真や似顔絵を貼り付けた人形パネルを販売し、7月4日のホーム開幕戦で観客席に設置する。

 クラブ名のアルビレックスと段ボールを掛け合わせて名付けた「アルボールくん」は1体1500円。後援会会員でもある地元企業の協力を得て実現した。Jリーグでは6年前、当時J1の大宮サポーターがアウェーの試合で自発的に「段ボールサポーター」を制作して話題になったこともあったが、クラブが公式企画として実施するのは初めてだ。

 「よくやってくれた。クラブを支援したくて購入した」と話すのは、長年新潟を応援する東京都の男性会社員(28)。「再びサッカーを見て、一喜一憂できるのがうれしい」と再開を心待ちにする。

 J1の鳥栖や大分も段ボールサポーターの設置を発表。J1仙台はクラブマスコットのぬいぐるみ、J2の山形と磐田はサポーターの顔写真を印刷した大きな旗で観客席を埋める計画だ。

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