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G大阪・遠藤、幻の“海外移籍”秘話 元バルサ監督が大抜擢の才能、横浜Fが存続していたら… (1/2ページ)

 明治安田生命サッカーJ1が再開した4日、G大阪MF遠藤保仁(40)がC大阪戦に先発。J1リーグ最多632試合出場の新記録を樹立した。23年間のプロ生活で縁がなかった、幻の海外移籍の秘話がある。

 2月の開幕戦で元名古屋GK楢崎正剛氏(44)に並び、再開初戦で単独トップに立ったが、1-2で敗れるほろ苦い結果に。後半9分途中で退いた遠藤は「相手を走らせるような攻撃をできれば」と悔やんだ。

 忘れられない試合がある。1998年に横浜フリューゲルスに入団した18歳の高卒ルーキーのデビュー戦は、Jリーグ開幕戦でいきなり初先発。しかも横浜マリノスとのダービーマッチだった。

 「一番印象深い。これがプロという、多くの刺激をもらえた試合だったから。5万人以上もお客さんが来て、たくさん花火もあがって。プロの試合はやることが派手と思いましたね」。試合は延長の末に2-1の勝利。今と同じく物おじせずフル出場で貢献した。

 遠藤を開幕戦で大抜擢したのが、この年に就任したカルロス・レシャック監督(73)だ。コーチ陣全員の反対を「エンドウこそ先発だ」と押し切った。名門バルセロナからやってきたスペイン人監督は、若い才能を見抜く目に定評があった。後にバルセロナに復帰。事務総長時代には、入団テストにやってきた13歳のメッシのプレーを数分見ただけで、「今すぐ契約だ! 用紙がない? ティッシュペーパーにサインをさせろ」とその場で仮契約をさせている。

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