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帯広農“歴史的金星”の舞台裏! 21世紀枠が強豪・健大高崎を撃破 長身エース対策に土木工学科がアシスト (1/2ページ)

 甲子園高校野球交流試合で16日、帯広農(北海道)が4-1で高崎健康福祉大高崎(群馬)を破り甲子園初勝利。21世紀枠が一般出場校に勝つのは、2015年の松山東(愛媛)以来、5年ぶりの快挙だ。昨秋の明治神宮大会準優勝の強豪校から、金星を挙げた痛快な舞台裏とは-。

 プロ志望届を提出している相手先発の182センチ左腕、下慎之介投手(3年)攻略へ帯広農は学校ぐるみで対策。前田康晴監督は「土木工学科がコンクリートの台を作ってくれて、マシンを2メートル30の高さに設定しました。オーバーに角度をつけたけど、下くんの方が上だった」と謙虚に語りつつも、4回までに3点を奪い「準備はしてきたのでちょっとは成果が出た」と目尻を下げた。

 北の大地では経験したことのない酷暑との戦いも制した。「きのう帯広を出てきたときは16度でした。こっちは湿度が全然違います。きのうの練習も1時間ぐらいで切り上げました」と大久保聡彦部長は明かす。

 地球温暖化の影響で、帯広で30度超えも「最近はあるんですよ」というものの、試合中の気温は36度まで上昇。「5回が終わったときに生徒がかなり苦しそうだったので、ベンチの後ろに連れて行って氷を当てたり、水を飲ませました。(甲子園滞在が)前の日だけだったので体力が持った。1週間いたらダメだったと思います」

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