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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】Jリーグで大卒ルーキーが活躍する条件とは? 川崎・三笘薫の場合 (1/2ページ)

 サッカーJ1川崎が首位を独走中です。19日の明治安田生命J1第11節では、2位のC大阪から5ゴールを奪いました。

 覚えてほしい選手がいます。この試合でリーグ戦3戦連続ゴールのMF三笘薫(23)。プロ野球でいうと、ドラフト上位の大卒即戦力という触れ込みで今季入団したルーキーです。

 実は高校卒業時にも、川崎からプロ契約のオファーを受けましたが、固辞して筑波大に進学。サッカー部で4年間の研鑽を積み、満を持しての入団です。Jリーグに毎年、入団する大卒ルーキーの数はご存じですか。ここ数年は100人近くで推移しています。三苫いわく、「サッカーだけではなく体育学や栄養学などもしっかり身につけられた」とのことです。

 プロで活躍するために必要なことは3つ。まず先立つのはやはり技術です。三笘の場合はドリブル。ドリブルというと、メッシみたいに切り込んでいくイメージを持つかも知れません。しかし、彼は違います。ボールを横に動かすドリブルがピカイチ。そこからゴールへ突進していきます。フェイントも巧みで、相手からすると「つかまえにくい選手」でしょうね。

 2番目はいかに起用してもらえるか。三笘は運もありました。同じポジションのMF長谷川が、7月22日の第6節仙台戦で左膝を故障。全治4週間の診断を受けました。先輩の故障には複雑な心境でしょうが、そこはプロです。自分が起用される枠ができた。