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サッカー日本代表、海外組の“就活事情” 移籍確実の香川にも新型コロナの影響が (1/2ページ)

 サッカー日本代表の海外組の就活事情にも、今年は新型コロナウイルスの影響が出ている。

 今夏の注目は香川真司(31)=スペイン2部サラゴサ=だ。2年契約1年目の今季年俸は約6000万円。来季は1部に昇格すれば年俸が3倍になるオプションもあったが、昇格プレーオフで敗退した。

 サラゴサのラロ・アランデキスポーツディレクター(SD)は現地時間20日(日本時間21日)の記者会見で「(香川)シンジの契約にも動きはない」とコメントしたが、契約を1年残して退団は確実だ。

 香川の希望は「欧州でのプレー」「日本代表復帰」の2つ。他クラブが香川を獲得するには、来年6月まで保有権を持つドイツ1部ドルトムントに移籍金の支払いが必要だ。昨年オフの移籍金は相場より高い約2億5000万~3億7000万円に設定されたため、手を挙げたのはサラゴサだけだった。今オフは古巣C大阪も調査に動くが、どのクラブでも獲得には4億円以上を要する。

 コロナ禍の猛威で、クラブ経営はどこの国も火の車。財布のひもも固くなっている。香川は昨年9月に森保一監督(51)率いる日本代表に招集された際、「30歳になると欧州ではシビアにとらえられる」と語っていたが、まさに厳しい現実と直面する移籍市場だ。

 そんな香川に対し、森保監督は「昇格プレーオフの2試合を見て改めて力がある選手と思った」とエール。本人が熱望する代表復帰は「まずはクラブに所属して結果を出すことが条件」と話す。

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