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「鳥栖よりヤバイ」仙台“破綻”危機 Jリーグライセンス剥奪も (1/2ページ)

 Jリーグは28日、来季のクラブライセンス判定結果を発表。J1所属に必要なライセンスを全44クラブに交付したが、今後のコロナ不況で剥奪されるリスクが最も高いとされるクラブとは-。

 オンライン説明会で、Jリーグ・木村正明専務理事は「クラブをつぶさないよう、資金繰りについては例年以上に綿密に対話している」と明かした。理由はもちろんコロナ禍だ。その猛威が経営を圧迫するのはこれからが本番。債務超過に陥りそうなクラブが複数ある。

 鳥栖はすでに昨季から20億1000万円の赤字を計上。全クラブで唯一となる「是正通達」を受け、今年度予算に対する進捗状況と来年度の予算編成の報告が義務づけられた。鳥栖が対象となるのは2015年以来2度目。これでダメならJ2降格など、より強硬措置があってしかるべきだ。

 また、14年から全85試合に上る入場者数の水増しが発覚し、罰金400万円の処分を受けたJ3秋田など、17クラブが予算進捗や編成について注意喚起された。その中でも「鳥栖よりヤバイ」と、Jリーグ関係者の間で経営破綻の危機がささやかれるクラブがある。

 仙台は20年度予算で900万円の黒字を想定していたが、コロナ禍で吹っ飛び約7億円の赤字となる見込み。このままだと3季連続の赤字は確実だ。26日から異例の緊急募金を呼び掛けているが、選手たちも気が気でないのか、翌27日のC大阪戦ではクラブワーストタイの6連敗を喫した。

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