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新大関・正代もあわや感染… 時津風親方あきれた“コロナ無策”

 新大関正代(28)の師匠で、新型コロナウイルス対策のガイドライン違反で秋場所は謹慎していた時津風親方(46)=元幕内時津海。日本相撲協会は1日、委員から年寄への2階級降格処分を下した。

 協会コンプライアンス委員会の調査によると、時津風親方は秋場所直前の9月4日に宮城県の飲食店で友人らと会食し、翌5日に県内でゴルフコンペに参加。さらに、長崎県五島に帰省するため福岡に移動し、8日まで滞在していた。

 同委員会は「さしたる躊躇もせずに、ゴルフコンペ参加等のために旅行と飲食及び帰省に及んだのであって、その無自覚で軽薄な行為は到底許し難い。師匠としての資質に関わる問題」と断罪。

 「居酒屋での3密状態で、マスクなどの感染防止策も取らないまま、初対面の者を含む第三者との会食に及んだ。自分が感染し、弟子たちにも感染させてしまったら、本場所で相撲を取れなくなるといった、師匠として当然考えるべき事情を軽視し、知人との関係を優先させた」と続けた。

 確かにあわやという状況で、指摘通り正代が感染していたら大関昇進どころではなかった。師匠が遊びほうけるなか、稽古を重ねて優勝した正代は立派の一言。だが、過去にも2度の懲戒処分歴がある時津風親方への処分は、やはり甘すぎる。 (塚沢健太郎)

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