【清水秀彦 そういうことだろ~】落とし穴満載のオランダ遠征“新三銃士”はこう使え「3人一緒に先発で起用すべきだね」 清水秀彦 そういうことだろ~
--サッカー日本代表のオランダ遠征が始まりました
清水「落とし穴が満載だね、今回の遠征は…。まずは新型コロナウイルスの問題さ。メンバーが全員、海外組というのは聞こえがいいけど、貸し出すクラブ側は感染したらどうしてくれる、と必ず思っている。それに招集して試合に全く出られなかったら…」
--じゃあ、なぜ招集したんだとムッとなる
「そうだろ~!」
--森保監督の心境も複雑のようです
「そう思うよ。いつも以上に完全ぶっつけ本番の遠征だね。対戦相手のカメルーン(日本時間9日午後9時)、コートジボワール(同13日午後11時45分)がどの程度のメンバーでくるのか。これも気になるところさ」
--日本の攻撃陣では久保(スペイン1部ビリャレアル)、南野(イングランド1部リバプール)、堂安(ドイツ1部ビーレフェルト)の“新三銃士”に期待です
「あのね、マスコミのみなさんは三銃士とか言うけど、久保も南野も控えだぜ。それに堂安はすれすれレギュラーだけど、11年ぶりに1部に昇格したチームだからね」
--3人をどう起用すれば生きるでしょうか
「簡単だよ。3人一緒に先発で起用すべきだね。3人の共通点は左右のMFとトップ下もできること。ただ、3人を併用してコンビネーションが合うかどうかは、やってみなきゃわからない。それこそ、ぶっつけ本番の遠征だからね」
--久保はチームでは途中出場ばかりです。先発で長い時間、プレーする姿が見たい
「南野も堂安もそうさ。だから3人一緒に先発で使って、どのくらいできるかみる。これしかないでしょ? 俺が代表スタッフだったら強く進言するね。あとはポイチ(森保監督)がどう、決断するかだね」 (元J1仙台監督=聞き手久保武司)