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ロッテ、主力大量離脱も首位に肉薄! 逆転Vへ“頼みの綱”はオリックス 貯金13荒稼ぎ、10年前「下克上V」の始まりも

 コロナ禍で1軍野手の大量離脱に見舞われたロッテが、7日のオリックス戦(ZOZOマリン)で感染発覚後初勝利。首位ソフトバンクに1ゲーム差に迫った。大逆境に負けじと逆転優勝を目指すうえで、頼みの綱はやはりオリックスだ。

 選手8人を含む13人の新型コロナウイルス感染を受け、計22選手を入れ替え臨んだ前日6日の同カードは完敗。この日も1軍スタッフ2人とともに、岡が濃厚接触者に認定された。これで外野手のコロナ離脱は実に6人目。本来ならファームで鍛える段階の若手の力も借りたい苦しい陣容だ。

 この非常事態を受け、「1番・左翼」で今季初出場、初先発を果たしたのが藤原恭大外野手(20)。大阪桐蔭高で春夏連覇を遂げ、昨季こそドラフト1位新人として華々しく開幕スタメンを飾ったが、今季は2軍暮らしが続いていた。

 それでも望外のチャンスを得た若武者は5回に今季初安打。7回無死一、二塁ではきっちり犠打も決め追加点を演出した。井口監督は「ファームではなかなかバントをする機会もないが、しっかりと決めてくれた。どんどんアピールしてほしい」とうなずいた。

 これでオリックス戦は16勝3敗1分。大幅な戦力ダウンでも抜群の相性は健在だった。「史上最大の下克上」とされた2010年の日本一も、本拠地で行われたシーズン最終戦で、オリックスに勝って3位を確保したところから始まっている。

 今季の優勝戦線にいられるのも、オリックス様々だ。パ・リーグでは開幕当初、感染症対策で移動頻度を減らすため、同一カードで6連戦が組まれた。ロッテはこの変則日程を生かし、オリックスに史上初の6タテを食らわせて、一気に勢いに乗った経緯がある。しかも貯金「13」を荒稼ぎのオリックス戦を除くと、実は36勝37敗1分で借金「1」。依存度は極めて高いだけに、残り4試合も全勝を狙いたい。(片岡将)

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