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【田代学 ダッグアウトの裏側】“大量感染”マーリンズが快進撃 ロッテもコロナに負けるな (1/2ページ)

 コロナ禍のロッテも励まされるのではないか。米大リーグは地区シリーズ(5回戦制)の真っ最中。開幕直後に集団感染したマーリンズが、ブレーブスと熱戦を繰り広げている。

 下馬評を覆す快進撃だ。昨季はナ・リーグワーストの57勝105敗で東地区最下位。今季も開幕から3試合で18選手に陽性反応が出て、1週間の中断となった。ダブルヘッダー7度のハードな日程が組まれたが、31勝29敗の地区2位でポストシーズン進出。ワイルドカードシリーズ(3回戦制)では、中地区覇者のカブスを2連勝で下した。

 日本のファンがマ軍の強さを目の当たりにしたのは、ダルビッシュ有投手(34)と対戦した第2戦だろう。両軍無得点の7回、先制&決勝のソロ本塁打を放った「5番・一塁」のギャレット・クーパー内野手(29)は感染者の1人だった。

 「人生最高の一発。走っていても、宙に浮いているような気分だった。けがもコロナ感染も乗り越えられた」

 先発のシクスト・サンチェス投手(22)は、故郷のドミニカ共和国で祖母がコロナのために亡くなっていた。その名をマウンド後方に指で書いて登板。快速球が武器の新人右腕は89球中65球がフォーシームで、7球も100マイル(約161キロ)をマークした。5回4安打6三振で無失点。白星はつかなかったが、「きょうの勝利を祖母に捧げたい」と感無量の表情だった。

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