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さらば“サメ男”パーラ、右膝治療で帰国 巨人はDeNAの優良助っ人砲に触手

 巨人は14日、右膝痛で13日に出場選手登録を抹消されたヘラルド・パーラ外野手(33)が、治療で帰国すると発表した。鳴り物入りの“ベイビーシャーク”は不発に終わったが、すでに後釜としてライバル球団の助っ人砲に触手を伸ばしている。

 パーラは球団を通じて「右膝がよくない状態が続いていました。100%の状態でプレーできるよう治療に専念します。また戦力として復帰し、日本のファンの皆さんに全力プレーをお見せしたいと思っています」とコメントしたが、米国での治療は1カ月以上かかるとみられ、日本シリーズを含めて今季絶望の見込み。1年契約の更新も絶望的で、このままフェードアウトとなりそうだ。

 メジャー通算1312安打の中距離打者は、日本なら本塁打も増産されると期待されたが、ここまで47試合の出場で4本塁打止まり。原辰徳監督(62)は戦力としては見切り済みで、来季に向けて長距離砲探しに着手している。DeNAの来日1年目、タイラー・オースティン外野手(29)だ。

 他球団関係者は「巨人は本気で狙いに行くんじゃないか。1年契約でDeNA側に選択権があるとはいえ、実績で上回るソトも今季で契約が切れる。投手ではパットンとエスコバーも残したい。DeNA内では、才能抜群でもケガがちなオースティンより、ずっと試合に出続けられるソトを評価する声が大きい。そのせいか、巨人を含めた他球団にオースティン側から、すでに売り込みがあったという話も聞いた」と明かす。

 首痛などで2度の登録抹消も、パーラと同じ47試合出場で17発。まだ29歳と若く、右翼と一塁を守れるオースティンは、巨人にとってドンピシャの補強だ。争奪戦になればマネーゲームは必至だろう。(片岡将)

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