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【中山徹 俺にも言わせろ】93年ぶりアマVを阻止 稲森佑貴、見事プロのメンツ守った (1/2ページ)

 今年の日本オープンゴルフ選手権は、本当に良かった。

 通算5アンダー首位の谷原秀人と1打差2位の稲森佑貴が最終日最終組でスタート。一進一退の白熱したプレーを繰り広げる。17番で谷原がボギーを打ったことから2人が首位に並び、最終18番のパー5を迎えたのだった。

 俺としては、谷原とは同じISPS所属だし、片や稲森は俺と同じ鹿児島県人であり、稲森の父ちゃんとは昔からの顔なじみ。競馬に例えるならどっちが1着でも当たり馬券を持っている気分だった。

 本当に良かったと言ったのは、アマチュアゴルファーが第1回大会以来、93年ぶりの優勝をしそうな試合展開だったのをプロゴルファーが吹き飛ばしたからだ。

 大会2日目を終えたときには、アマチュアの河本力が単独首位に立ち、ベスト5にアマチュア3人、プロ2人ときたもんだ(怒)。上位につけたアマ選手たちは飛ぶし、思い切り良いプレーをしていたのは事実。楽しそうだったが、その点プロたちは「ナショナルオープンだから」と勝手にハードルを高め、さらには順位や賞金も頭をよぎるのか、ぎこちないプレーをしていた。

 「プロの面目を賭け意地を見せろ」と思った大会3日目に谷原が首位の座をアマから奪い返した。

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