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巨人V! コロナ禍で冴えた“原流会食術” 「監督は平等にやった方がいい」 (1/2ページ)

 優勝へのマジックナンバーを「1」としていた巨人が30日のヤクルト20回戦(東京ドーム)に3-3で引き分け。2位・阪神も引き分けたことで、2年連続38回目(1リーグ制時代含め47回目)のリーグ優勝を決めた。新型コロナウイルスとも戦う前例なき激動のシーズン、原辰徳監督(62)は選手たちの体調管理に細心の注意を払い、グラウンドの内外でも熟練のコミュニケーション術で鼓舞。球団史上最多勝指揮官の勲章とともに、自身9度目の栄冠を勝ち取った。 (片岡将)

 他球団の監督とベンチでの采配力の差がクローズアップされた今季。グラウンド外での選手たちの管理術も光った。

 感染が急拡大した3月には、すぐさまチームに外出禁止を徹底。勢いが落ち着いた段階で一時的に、人数制限や同一ポジションの同席禁止といった条件を付けて会食を解禁したこともあったが、多彩な人脈を誇る指揮官自身は球団外の知人との会食を控え、「お金が貯まる一方だよ」とジョークを飛ばした。

 日本野球機構(NPB)とJリーグ、感染症の専門家チームが参加する「新型コロナウイルス対策連絡会議」設立に尽力した山口寿一オーナー(63)=読売新聞グループ本社社長=の存在も大きい。指揮官は頻繁に席を共にして得た、社会情勢や未知のウイルスに関する最新の知見をチームにフィードバック。夏頃には自身のバッグにも簡易検査キットが常備されるようになった。

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