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【山本幸路 ドーパミンゴルフ】コースマネジメントの基本ティーショット編パート3 フェアウエーバンカーからコース設計者の意図を読む

 今回はコース設計者の視点からマネジメントを説明します。マネジメントを考えるときは、コースデザインをする人、コースセッティングをする人の気持ちを読み取ることが大事です。特になぜフェアウエーバンカーを造るのかに注目してみます。

 フェアウエーバンカーには3つの役割があります。1つ目は、ペナルティーとしての役割です。アゴの高い深いバンカーやリンクスコースの象徴とも言えるポットバンカーなどが該当します。

 フェアウエーの真ん中に打ったとしても、吸い込まれるように傾斜をつけることで難易度が高くなります。傾斜に逆らう回転のボールを打てなければ、バンカーに入れて1打付加させようとするのです。

 2つ目は、ペナルティーからの救済です。明らかに転がってOBや池などのペナルティーエリアに入りやすい時、バンカーによってそのペナルティーへ転がっていくことを防ぎます。アベレージゴルファーを救済し、プレー進行をスムーズにさせるためです。

 3つ目は、目標としての役割です。フェアウエーバンカーの近くにベストポジションがある場合などで、入らないようにこの方向に打つことになります。フェアウエーバンカーに近い位置をキープすることがスコアメークにつながるのです。この場合は比較的アゴが低く打ちやすく設定してある場合も多くあります。

 ティーショットは飛ばすものではなく、ポジショニングが重要です。フェアウエーバンカーの意味をしっかりと読み取って、時には刻む選択肢も持ってください。

 (モデル・野田スミレプロ 撮影協力:ZEN GOLF RANGE 葛西店)

 ■山本幸路(やまもと・こうじ) 1974年北海道生まれ。2000年にツアーデビューし、07年に関西オープンで優勝。レッスンプロとして東京都・恵比寿の「GOLF PLUS」に在籍。CS番組「ゴルフ革命」(日テレG+)に出演しているほか、雑誌でも活躍中。

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