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大物ベテラン2人の行方どうなる 崖っぷちの福留、中日復帰熱望も与田監督が難色 内川は巨人、中日、ロッテが争奪戦か ヤクルトは恩師がカギ握る (2/3ページ)

 日米通算2407安打を誇る福留の実績は、通算2171安打の内川に全く引けを取らないが、やはり5歳の年齢差は大きい。中日への復帰がかなわなかった場合、頼りになるのは事務所のマネジメント力だ。同じ事務所所属の監督が率いる楽天、ヤクルトが候補となるが、「事務所のパイプを使った形跡がみられない。福留は来季、本当に大丈夫なのか」と心配の声も上がっている。

 福留以上に内川を必要としているのはヤクルトも同じだ。ロッテ、巨人などの参戦も見込まれる争奪戦を制するための、キーマンと目されるのが杉村繁打撃コーチ(63)。横浜(現DeNA)のレギュラー半でくすぶっていた内川を、大ブレークさせた恩師だ。巡回打撃コーチに就任した2008年、古巣ヤクルトで開花させた青木を例に出して口説き、同様のマンツーマン指導を開始。右打者史上最高打率での首位打者に導いた。

 内川が20年目の今季、故障もなく2軍で打撃好調でも、優勝を争う1軍に一度も呼ばれなかった背景を、ソフトバンク関係者は次のように語る。

 「同じベテランを我慢しながら使うにしても、松田なら自分が打てなくてもカラ元気で周囲を盛り上げてくれる。『孤高のバットマン』の内川はこれまでも打てないとピリピリして、ベンチ裏で荒れることがあった。かといって、簡単に2軍に落とせる選手でもない。若手を育てながら厳しい優勝争いをするうえで、そうした部分に懸念があったのではないか」

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