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大物ベテラン2人の行方どうなる 崖っぷちの福留、中日復帰熱望も与田監督が難色 内川は巨人、中日、ロッテが争奪戦か ヤクルトは恩師がカギ握る (3/3ページ)

 感情の波がある「孤高のバットマン」はベテランになるにつれ、フォロー役の不在が響く形となった。その点でヤクルトは中日などの競合相手より、はるかに安心できる新天地といえる。駆け出し時代を知る杉村コーチと再びタッグを組めば、心のケアの心配はない。同じ杉村門下で日本代表で親交がある青木も健在で、頼れる先輩となる。

 ネックは条件面か。今オフのヤクルトは国内FA権を得た山田、小川、石山の慰留に大量の資金が必要で、内川にまで大盤振る舞いは難しい。

 なお、建前上は自由契約選手への交渉解禁は、12球団トライアウトが開かれる12月7日以降。だが、水面下で各球団とも動きを活発化させており、一部の球界関係者の間では内川の移籍先がすでに内定したとの情報も流れ始めている。

 チームで日本一、日の丸を背負っても世界一を経験し、すでに2000安打達成で名球会入りも果たしている福留と内川。ともに数々の勲章を手にしてもなお、選手としてプレーを続けることにこだわり、いばらの道を選んだ。

 現段階では引く手あまたの内川、崖っぷちの福留という構図ながら球界の一寸先は闇。二者択一の中日がどちらも獲り逃がす展開もあれば、ヤクルトが二兎を得る結末もあり得る。

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