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【西本忠成 トラとら虎】虎の守護神スアレスを狙うメジャー球団 流出阻止できるのか (2/2ページ)

 「もちろん、残留すれば年俸は何倍かに跳ね上がる。それより気になるのはこれまでメジャー歴がないところ。メジャー志向が強ければ強いほど阪神は不利になる。このあたりどう説得するか」と先の関係者は交渉の成り行きに注目する。

 阪神が過去に逃した魚の大きさでいえば、1989年のセシル・フィルダー内野手が最高だろう。「ポストバース」の期待に応え、打率・302、38本塁打、81打点。しかし、2年目の選択権を行使してメジャーに復帰すると、いきなり51本塁打でタイトルを獲得するなど才能は一気に開花。スーパースターの道を歩んでいる。

 スアレスもそんな夢を追うのか、好きな日本に残るのか。セーブ王の去就は阪神の来季の命運を左右しかねない。(スポーツライター・西本忠成)

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