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浦和、また他クラブの監督強奪で波紋 来季監督候補でJ2徳島・ロドリゲス氏に一本化

 サッカーJ1浦和が来季監督候補をJ2徳島のリカルド・ロドリゲス監督(46)に一本化したことが24日、分かった。昨季途中から指揮を執る大槻毅監督(47)は今季限りで退任する。

 浦和は今年から3カ年計画でチーム再建中で、2022年J1優勝を公約にしている。今季はここまで13勝6分け11敗の9位。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得る3位以内の可能性をわずかに残しているが、優勝争いには絡めなかった。

 来季の舵取り役としてJ1湘南元監督のチョウ貴裁(チョウ・キジェ)氏(51)らも有力候補に挙がるなか、白羽の矢が立ったのは異色の経歴のスペイン人監督だった。

 17歳で大ケガをして選手の道を断念し、大学で博士課程を取得した。指導歴のスタートはレアル・マドリードのメキシコアカデミー。17年には自ら中国リーグへの売り込みもかけたが、治安の良さが決め手になり、家族とも住める「日本に決めた」と、徳島の監督就任当初に語った。昨季はJ1参入プレーオフ決定戦まで進出も敗退。今季J2では35試合を消化して単独首位に立っている。

 浦和はチーム再建策として、12年にも広島からペドロヴィッチ監督(現J1札幌監督)や主力を高年俸で引き抜いている。またもJの他クラブから指揮官を強奪したことで、今後大きな波紋を呼びそうだ。

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