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【神谷光男 スポーツ随想】NHK調査で6割が「無理」も…五輪開催へ一直線 “付属品”聖火リレーもきっちり開催、ある程度は車で回っても国民納得するのでは (1/2ページ)

 「開催すべき27%」「中止すべき32%」。NHKが実施した直近の世論調査で来夏に延期された東京五輪について、こんな結果が出た。10月の調査では、まだ「開催」が40%で「中止」の23%を上回っていたが、ここにきて逆転した。

 「さらに延期」も31%で、“五輪応援団長”ともいえるNHKの調査でさえ6割以上が「無理」と見ているわけだ。こんな厳しい世論にも東京都も組織委員会も国もひたすら開催へとアクセルを踏み続けている。

 そんな折、東京都の小池百合子がAFPのインタビューで、国民の多くが開催に懐疑的になっていることについてこう話した。「国民や都民のみなさんは現在を見ています。私たちは将来のことを考えています」

 取りようによっては、“国民とは一緒にしないで”といわんばかり。コロナ対策については「5つの小」や「ひ・き・し・め・よう」などと、それこそ箸の上げ下ろしにまで注意を呼びかけているのに、こと東京五輪となると人が変わってしまうからフシギだ。

 東京都では1日の感染者が一気に過去最多の822人(17日)を数え、医療提供体制の警戒度が「逼迫(ひっぱく)していると思われる」に引き上げられた。

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